おさかな日記

ステージ4の胃癌闘病だらだらブログ

  

 

カウンター

 

プロフィール

雅(みやび)

Author:雅(みやび)



愛知県在住、41歳、女。

38歳で胃癌を罹患。39歳の時、2014/1/17に胃全摘手術を受けました。
病期はステージ4、現在「クルケンベルグ腫瘍」進行中。
「SP療法」3コース、「IRIS療法」14コース、「XELOX療法」7コース、「サイラムザ療法」6コースを受け、標準治療終了。
現在は病院生活で緩和ケアを受けています。
カテゴリ「おおまかな病歴」を参照してください。

自身の記録を兼ねた、胃癌闘病…と呼ぶにはちょっとアレな、胃癌日記です。

ブログタイトルは、水族館が好きという趣味によります。
 

最初から読む

 

月別アーカイブ

11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01 
 

検索フォーム

 

カテゴリ

 

全記事表示リンク

 

最新コメント

 

QRコード

QR
 

--. --. --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



にほんブログ村 病気ブログ 胃がんへ
にほんブログ村



2014. 02. 04

●手術&入院の事前説明

2014/1/6。
旦那さんと2人で、執刀医の外科医から手術の詳細を聞いてきました。

入院は、前日の1/16午後13時半。
手術は1/17、朝9時スタート、全身麻酔の準備時間込みで、約7時間。入院期間は約2週間。
予想ドンピシャでした(笑)。ってまぁ、一応関係者なのでね…(笑)。

外科医の話は分かりやすく、聞いていてとても面白かった(笑)です。先日の検査の結果をパソコンで見ながら、ここはこうなので、これはこうだから、と、丁寧に説明してくれました。
結論から先に話すので、内容が分かりやすい。自分でネットで調べた、とか言うと「何て書いてありました?」と逆に聞かれたりもしましたし。
で、総合的に見て、私の手術は一番一般的な胃全摘手術になる、と言われました。

胃癌は、癌の進行度と他臓器への転移度合い、リンパ節の転移度合いで、どのような治療を行うか決まっているみたいです。

まず進行度。
胃の粘膜下層までで収まっているのが早期癌。私の場合は、どう見ても胃の粘膜より深く達しているが、胃の外側までは達していない、という診断。
さらに血液検査の数値やCT、エコーなどをを見る限り、癌の原発は胃で、他の臓器にまでは明らかに転移していない。

次にリンパ節。
遠隔転移は今のところなし。でも、悪く見積もって、胃の周りのリンパ節に4つ転移があると思われる、との事。CT画像を見ながら、この部分が腫れているよ、と言われました。

早期ではないので内視鏡治療では到底無理。外科的手術が最も有効な治療方法であるとの事。
術式は、なぜ腹腔鏡ではなく開腹なのか。
そもそも腹腔鏡手術は、比較的早期の癌に用いられる手術方法なのだそうです。
リンパ節ありで進行癌の私の場合だと、取り残しができる確率が高くなる。それに外科医としては、腹腔鏡だと隅々までは見れないので、キチンと開腹して、お腹の中の状態をよく見てみたいとの事です。

胃を切る場合、3分の2取るか全部取るか、ほぼどちらか一方。これが普通だそうです。
3分の2取る場合は、出口・幽門側から上3分の2。いわゆる「幽門側胃切除」が一般的です。入り口・噴門側を取ってその下を残す「噴門側胃切除」はめったに行わないそうです。
私の場合、胃カメラ検査の画像を見ると胃の入り口付近からいきなりもこもことした癌が見えていて、どう考えても上は残せない。残すと、確実に取り残しがあるので、全部取る手術内容しかありえないという診断。「胃全摘」です。
で、胃を取ったら周りのリンパ節は必ず取るものと決まっていて、さらに胃の周りにあるリンパ節には全部番号がついていて、この場合はこの番号のリンパ節まで取る、というのが決められているそうです。いわゆる「リンパ節郭清」。外科医愛用のポケットブックを見せてもらいました(笑)。

つまり…
『お腹を開いて、癌の原発である胃を全部と、進行・転移度合いで決められている胃の周りのリンパ節を残さず取り除き、食べ物の通り道を作り直す手術をする』
、という訳です。

ただ、今までの説明は検査結果での判断でしかなく、やはり、実際にやってみないと分からない、と念を押されました。最終的な判断は、摘出した細胞の病理検査結果次第、という事です。検査は10日くらいかかるので、入院中もしくは退院後にわかるかな、と。
とりあえずこの時点では、深達度及び転移度合いは「T2~T3」、転移リンパ節は4個で「N2」、
なのでステージは「IIb~IIIa」でした。

そして胃を取った後の、食べ物の通り道を作り直す方法はといいますと。
全摘図解
[1]正常な形
食道■→胃→◆十二指腸▲→●小腸★→続く
[2]胃を取ると、食道の出口と十二指腸の入り口が残る。
食道■×◆十二指腸▲→●小腸★→続く
[3]十二指腸の出口から20~30cm先で小腸を切る。
食道■×◆十二指腸▲切る●小腸★→続く
[4]食道と小腸を繋げる。
食道■→●小腸★→続く
[5]先程切った、十二指腸の出口から繋がっている小腸を、本線の小腸の途中にくっつける。
食道■→●小腸★▲→続く
[6]十二指腸の入り口◆はそのまま。十二指腸から吸収される栄養は大事なので、きちんと小腸へ流れるように出口を繋げる。

つまり、食道と小腸がくっついて、食道と十二指腸は直接くっつかないのでした~。
外科医は絵を描いて説明してくれました。めちゃめちゃ分かりやすかったので、私も図解を描いてみました(笑)。
いわゆるルーワイ法という再建方法だそうです。詳しくはWebでどうぞ。

他には、胆嚢も一緒に取るそうです。術後に胆嚢の動きが悪くなり胆嚢炎を起こす場合があり、かつ、胆嚢は取っても術後ほとんど影響がないそうで、取ってしまうと言われました。

手術合併症の話も説明されました。いろいろ細かくありましたが、大事なのは、
「術中術後の出血、縫合不全、腸閉塞、経口摂取不良、ダンピング症状」
この5点だそうです。合併症の詳細はWebでどうぞ。
逆に言えば、この5点をクリアすれば大丈夫。
想定外の出血もなく、切って繋げた場所がきちんとくっついていて、小腸が正常に動いて、栄養士からの食事指導をきちんと守れば退院できる、という事です。
とりあえず、腸閉塞を防ぐため、手術翌日からいきなり歩かされる…。外科医曰く、いじめ(笑)じゃないそうですよ。
手術でいじくられた小腸は炎症を起こし、活動を止めてしまうそうです。腸が動かなければ食べ物が詰まってしまい大変な事に。これが腸閉塞。なので、一刻も早く身体を動かし、腸に刺激を与えて活動再開させ、腸閉塞を防ぐ事が重要、という事です。
な、なるほど~いきなり次の日に歩く意味が分かってめちゃ納得!と、外科医を前に、夫婦2人ですごい歓声を上げてしまいました(笑)。

あと、術後の回復の目安…仕事復帰の目安も聞いてみました。
デスクワークなどあまり体を動かさない仕事なら、約1ヶ月。
体を使う体力仕事なら、約2ヶ月。
とりあえず、入院前日の1/15から3/31まで休職&自宅療養する事に決めました。その後はまぁ、体調次第、という事で…。


手術詳細は、まぁこんな感じでした。
実は1時間半も外科医と話をしていました(笑)。長いな!
でも外科医の話がきちんと聞けた事で自分自身の病状や手術についての理解が深まって、とても良かったです。正直、なぜ全摘なのか、ぼんやりとしか分かっていなかったので、すっきりして気持ちがだいぶ楽になりました。 あ、最初の消化器内科医がどうこうという話ではないですよ(笑)。てか、この日から、担当の主治医が外科医に移ったようです。今後は外科にお世話になる事に。


2014/1/8。
入院の説明を、外科外来で聞いてきました。
説明内容は、まぁ、看護師さんからの事務的な話でしたが、とても丁寧に説明してくれました。
まず、手術のための、こちらが用意する必要物品一覧表を渡されました。かなりたくさんありました。とりあえずバスタオル4枚と白タオル5枚。どちらも新しく買う事に…出費が……。あと、腹帯は持ってますか?とか聞かれましたが…これ妊婦さんがお腹に巻くものと一緒なんでしょうか?女子だから聞かれたのかなぁ…すんません私妊娠した事ないもので分からないし持ってない…。とにかく3枚も必要だそうです。
他にも細々と。まだ揃ってないので、前日までには準備をする予定。

次に、入院診察計画書を見ながら、入院時の押さえておくポイントを看護師さんと確認。
手術前日の、入院初日。
朝ご飯とお昼ご飯は、消化のいいものを腹八分目くらいまで。最後の晩餐(笑)です。
手続きを済ませ入院したら、たぶん晩ご飯まで自由。まぁ、寝巻きに着替える感じですかね。
晩ご飯は、流動食が出るとの事。
水分は21時まで。これより数日は禁飲食。
下剤も飲んで胃と腸を空っぽに。
除毛、へその掃除後、シャワーを浴びる(頭は洗ってOK)。
その他、病室に手術室看護師、麻酔科医がそれぞれ訪れ、問診と手術の説明。時間は不明だけど、だいたい夕方から夜までに来る感じ。
あとは良く寝て当日を迎えるのみ。

手術当日は、朝8時から点滴。その後手術着に着替え、手術室へ。
全身麻酔がかかったら、あとは寝るだけ。次に起きたらもう病室でしょう。
当日は絶対安静。
術後1日目から、合併症を防ぐため、離床し、歩行を開始。
3日目、水分開始。硬膜外カテーテルと尿道カテーテルを抜き、自力でトイレへ。
5日目、朝から流動食開始。徐々に固めのお粥になる。同時に、栄養士より食事指導あり。
7日目、お腹の管(ドレーン)を抜く。
8日目、シャワー開始。
あとは退院に向かうのみ。
ネットで調べると、全粥が食べられるようになったら退院っぽい内容をよく見たので、一応の目安が分かって良かったです。。


手術と入院の詳細でした。

とりあえず…入院準備を終え、体調万全のまま、穏やかに手術日を迎える、をモットーに毎日過ごしてました(笑)。




にほんブログ村 病気ブログ 胃がんへ
にほんブログ村



COMMENT▼

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

 | ホーム | 

希望の差し入れ

もちろん 手ぶらで全然構わないのですが、もし何かどうしても、という事であれば
『希望のお見舞いの差し入れ』
があります。参考までにドウゾ。m(_ _)m

希望の差し入れ
 

メールフォーム

メールはこちら>>

*上(別窓)のメールフォームが表示・動作しない場合はこちら

 

『ケモ』とは

ケモ=Chemotherapy(ケモセラピー)

化学療法(がん細胞を殺傷する作用のある薬物を用いる治療法)を指す医療業界用語。
つまり、抗癌剤治療の事です。

ちなみにケモ室=化学療法室の通称。
日帰り(外来)で点滴抗癌剤治療を受ける専用の治療室の事を指します。
『外来化学療法室』『外来化学療法センター』などの名前が一般的ですが、医師や看護師などの医療関係者はほぼ「ケモ室」と呼ぶと思います。
 

社会制度

働けないのに闘病中でお金が掛かる人にとって重要な、社会制度についての記事です。

【その1:傷病手当金】
http://osakana8989.blog.fc2.com/blog-entry-277.html

【その2:障害年金】 http://osakana8989.blog.fc2.com/blog-entry-278.html

個人の見解たっぷりですが、どなたかの参考になれば幸いです。
質問があれば遠慮無くドウゾ!
 

CNJ

 

吐き気に生姜

抗癌剤の主な副作用である吐き気には生姜が効くそうです。
抗癌剤投与3日前から、1日2回、0.5~1gが適量。
多量な摂取はかえって胸焼けを起こすそうなので、適量を守るのが吉。


 

 

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。